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喰あたり

「喰い」好きによる妄想ブログ。18歳未満は閲覧禁止。 「はじめに」必読!

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SS『強さの秘訣』

リンクさせてもらってるアトラスさんのブログ「The concerto of giant and tiny」の記事に触発されてプロレスをモチーフに(ってもプロレス自体は見たことないので描写は適当ですごめんなさい)SSを書いてみました。
サイズフェチ色の強いSSとなっております。

出てくるレスラーのイメージ、というかまんまなんですが、こちらもとある方の絵に影響されて某ゲームのキャラクターを登場させています。こちらもやったことないので描写は適当ですごめんなさい。
一応、ニコニコで見た動画でしゃべってたセリフを一部拝借しておりますw
しかも名前はそのまんまなんでわかる人にはすぐわかっちゃうのかなww

ちょっと長めですが、楽しんでいただけたら嬉しいです。では続きからどうぞ~(・ω・)ノシ


『強さの秘訣』


どうしてこんなことになってしまったんだ


今、俺の目の前では屈強な男たちによる戦いが繰り広げられている。
ここはプロレスのリング、その横に配置されているトロフィー台の上
そして俺はそこにトロフィー、ベルトと一緒に置かれている。

置かれているっておかしいか?でも、本当なんだ。
俺は15センチほどの大きさにまで縮小され、ガラスのケースに入れられている。しかも裸で。

この試合が始まる前、トロフィーとベルトとともに紹介されたのが俺だった。

「―――この青年が今回の副賞です―――」

開催オーナーのこの言葉は俺が状況を理解するには十分過ぎた。


俺はカジノでのズルで生計をたてていた。大きなガジノでも成功を重ね、腕にも自信が出はじめたときだった。
それが仇になってしまったんだろう。
同じオーナーが経営するガジノでヘマをし、ズルを見やぶられてしまった。
俺はガードたちに店の奥に連れて行かれた。
そこから先は…思い出すのも嫌だ。
ボコボコにされて…気がついたら、この状況。

最近、裏プロレスといわれる金持ちの道楽で行われている闇試合みたいなものがあって、そこでは今の俺のように縮小された人間が賞品として重宝されているというウワサが流れていたがまさか本当だったとは…。
いや、そもそも裏プロレスなんてもんが存在することすらただのウワサだと思っていたのに。
俺のようなネズミのいい処分場ってことか…。

今まで賞品として振舞われてきた奴らがどうなってきたのか分からない…。
でも、俺が紹介された時、開会式に出てきていたレスラーの何人かと目が合った。
あの目…あいつらは、間違いなく俺をいいようには扱わないだろう。

どうしてこんなことになってしまったんだ
ああ、あんなヘマさえしなきゃ…。




俺の後悔をあざ笑うかのようにトーナメントは進んで行き、ついに決勝戦となった。
赤コーナーには、顔に傷のあるいかにも屈強で残忍そうな男、
もう一方、青コーナーには、こちらも体は屈強だが金髪でまださわやかさのある若い男。

どちらかのものに俺はなってしまう。
せめて、せめて、青が勝ってくれればまだ希望はあるかもしれない。
あっちはマズい、マジでヤバい、頼む、頑張ってくれ青コーナー…、


名前は―――コルト、か。


もう俺はまともに試合を見ることさえできなかった。
わかるのは殴る音、蹴る音、そして観客の声援。
しばらくして突然声援がひときわ大きなものとなった。勝負が決まったのだ。
俺はおそるおそる目をゆっくりと開けた。



―――リングに立っていたのはコルトだった。



俺の首の皮はつながった。



その場ですぐに優勝式典が行われる。
コルトは肩にベルトをかけ、右手にトロフィーを、左手に俺の入ったガラスケースを高々とかかげ、観客に、そして敗者に見せ付けた。
ガラスケースにべったりと押し付けられた手が異様なものに見える、そしてかかげられた俺の高さは異常だ。
いったい何メートルあるってんだ…。実際には2、3メートルほどなんだろうが今の俺にとっちゃあビルの屋上の高さだ。
頼むから落とさないでくれよ…!

インタビュアーがやってきた。勝利者インタビューだろう。
何にせよ、こいつの情報が得られることは歓迎だ。
少しでもこいつがどんな奴かを理解し、助かるために最善の手をとらなくては。

「コルト選手、優勝おめでとうございます。何か一言!」
「……いけねえ」
「はい?」
「デートの時間におくれちまう。運ぶのが面倒だ。トロフィーとベルトはくれてやるよ。」
「あの、コルト選手?!」
「おっと、こいつだけはもらっていくぜ。」

唖然とするインタビュアーと俺を尻目に、コルトは俺だけを手にとって会場を後にした。
後ろではまだ観客が大きな歓声を上げている。さっきのをパフォーマンスだと思っているんだろう。
もっとも、実際勝者たるこいつにこそ許されるまさにパフォーマンスだったのだろうが。



コルトは簡単にシャワーと着替えを済ませると、車に乗り込み自宅へ向かった。
こいつは一切俺のほうを見ない。かえってそれが恐ろしいが、興味がないのならそのほうが好都合だ。
もしかしたら、俺を連れてきたのも俺が哀れだと思ってくれたのかもしれない。
そう思いたい。

カーステレオから流れてくる俺にとっては大音量の音楽を聴きながら、俺はこいつの家までのドライブを満喫した。
今は落ち着こう、本番はこれからだ。
やつの自宅についてから、もしかしたらそのデートってのが終わってから。
悪い印象を与えてはいけない、こいつを刺激しちゃいけない、ただただ謙虚に。
第1印象が肝心だ。こんなところで下手に殺されてたまるか!まだやりたいことはたくさんあるんだ!



そうこうしてるうちに奴の自宅に着いたらしい。
俺を再び手に取り、家に入る。
そしてリビングらしき部屋のソファに座り、一息ついた奴はついに俺に視線を落とした。


この瞬間がきた。落ち着け、落ち着いて対応を―――


「やっとだぜ…」


―――はい?


「勝利者インタビューだと?そんな長ったらしいのに付き合ってられるかよ。俺は一刻も早く―――」


―――あの、俺、




「こいつを喰いたいのによ」




…………




―――え?


「お前もそうは思わないか?デートの時間ってのは逃げの口上にしちゃあお粗末だったがまあいいだろう。
それに間違っちゃいないか。お前との“デート”な」


………うそだ……


コルトはそう言うと、俺の入ったガラスケースをその巨大な口に近づけ、べろりと舐めた。
俺はガラスケースごしに、押し付けられる奴の舌を視界めいいっぱい見せつけられるはめになった。
奴が口を離すとケースには唾液の跡がべったりとついていた。


……いやだ…


「へっ、我慢してたがもう限界だ。いただくことにするか」

ガラスケースが開かれ、つかみ出される。下半身を覆うように握られ身動きが取れない。
一瞬の上昇圧の直後、俺の目の前には巨大な口。そこから先ほど見せ付けられた同じく巨大な舌が現れ、唇を一周した。


いやだ、誰か…


巨大な口が唾液の糸を引きながら開かれる。巨大な舌は奥に見える地獄の入り口に俺を誘い込んでいるようだ。


助けてくれぇ!!!!!!


口の中に突っ込まれ、舌が絡み付いてくる。それなりの大きさだというのにコルトは苦もなく俺を喉の奥に押し込む。そして―――


うわああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!







数週間後、開かれた次の大会でもコルトが優勝することとなった。
彼の左手には今回の副賞となった青年。
一度優勝を経験して落ち着いたのか、それともスポンサーになじられたのか、この日コルトは素直に勝利者インタビューを受け入れた。

「2度目の優勝おめでとうございます!
前回優勝者ということで色々研究もされたと思うんですが、それでも負けないここまでの強さの秘訣はなんでしょうか?」

「そうだなぁ、やっぱイイやつとの“デート”じゃねえか?」

そう言ってコルトは手元のガラスケースに目をやった。


<終わり>

コメント

どうもコチラでははじめまして
まずはブログ開設おめでとうございます
サイズフェチの中でも 最もポピュラーなものの一つである
「喰い」が主体ということで
今後の展開に期待しています

『強さの秘訣』自分が書いたプロレスの雑記が元ネタのようなので
コルトをそのときのレスラーで脳内変換に(笑)
シンプルですが 喰われる恐怖 ってのがよく伝わっていて、いいすね~^^

  • 2008/03/02(日) 16:55:00 |
  • URL |
  • Atlus #xEbBP1EA
  • [ 編集]

うわ、さっそくのコメントありがとうございます!!感激です!!

初めての本格(?)小説なので、オーソドックスな感じにしてみました。喰いのサイトなので、最後が喰いなのはご愛嬌なんですがそれでも最後までどうなるかわからないドキドキ感ってのも追及してこうと思ってます。

これからもよろしくお願いします!!

  • 2008/03/02(日) 17:35:33 |
  • URL |
  • だあく #0YsUbSHI
  • [ 編集]

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